奈良県内の蜜源



 奈良県内の主な蜜源樹としてレンゲの花があります。
 レンゲは、マメ科の植物であり水田の肥料として
 人工的に植えられています。
    レンゲ


 ニセアカシアは、日本に明治時代に渡ってきた帰化植物
 です。花には芳香があり、良質な蜜が取れることで知ら
 れています。花の開花時期は5月下旬から長さ約2cm
 の白い、蝶の形をした花が多数集まって垂れ下がりなが
 ら咲きます。
    ニセアカシア


 モクレン科の植物で、日本に明治時代に渡ってきました。
 現在は主に街路に植樹されています。花の時期は5月で
 枝の先にチューリップに良く似た黄緑色の花を咲かせま
 す。 葉は、独特の形状をしていて、見方によっては奴凧
 又 は軍配の形に見えます。
    ユリノキ


 ウルシ科の植物で昔から果皮に含まれる木蝋(ワックス
 成分)を使ってロウソクや光沢材料を得るために全国各
 地で植樹されてきました。花は5月下旬に黄緑色の小さ
 い花が葉の横から円錐状に密集して咲きます。木蝋の含
 まれている実は直径1cm程で9月〜10月に黄白色に
 熟します。また秋には美しく紅葉します。
    ハゼ


 サクラは色々種類があり、左の写真はソメイヨシノです。
 雲が湧き立った様に花がつき、豪華絢爛なことから江戸時
 代後期から急速に全国に広まりました。毎年気象庁から発
 表される桜前線は本種を基準に行われています。花は3月
 〜4月に前年に葉のついた横から3から5個集まって咲き
 ます。
    サクラ


 シロツメグサ(クローバー)は、マメ科の植物で、普通一
 般にはクローバーという名前で呼ばれています。葉は、同
 じところから3枚もしくはまれにに4枚生えているものも
 あります。茎は根元から地面を這うようによく枝別れし、
 枝別れした茎の節からまた根と葉と花がつく茎が出ます。
    クローバー





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